【Jabra Elite 比較】Jabra 完全ワイヤレスイヤホンのおすすめモデルを比較【2023年最新】

Jabraはデンマークに本社のある企業(GNオーディオ)のオーディオブランドで、世界100か国以上で製品を販売している「補聴器および音響機器の製造販売」を行なっているメーカーです。

Jabraから発売されている完全ワイヤレスイヤホンは数種類ありますが、どの製品も音質や通話性能、優れたノイズキャンセル機能が搭載されているなどイヤホンとしての完成度・評判が高いところが特徴です。

旧モデルでも高性能・高音質で人気の高い製品がそろっているため、目的や予算に合うモデルを選ぶことができます。

この記事ではJabra Eliteシリーズとして販売されている、おすすめの以下モデルを比較・紹介しています。

紹介しているモデル

それぞれのモデルごとの特徴や強みは異なるため、Jabraイヤホン選びの参考にしてください。

記事の内容
  • Jabra Elite モデルごとの特徴
  • Jabra Elite シリーズの選び方
目次

Jabra Elite シリーズの特徴

Jabra Elite シリーズは、Jabraから発売されている完全ワイヤレスイヤホンになり、モデル名にはJabra Elite ○○といった数字が使用されています。数字が高いほど高性能なイヤホンとなります。

それぞれのモデルで音質や性能の差はありますが、モデル全体に共通しているポイントもいくつかあるため紹介していきます。

Jabra Elite シリーズ共通の特徴

  • 防塵防水性能が高い
  • 付属しているケースで充電することができる
  • 専用アプリでイコライザー調整(音質補正)ができる
  • イコライザー調整無しでも高音質
  • カラー展開が豊富

それぞれのモデルで複数のカラー展開をしていて、暗めのカラーから明るめのカラーまで幅広くラインナップされています。好みのカラーを見つけることができるところもイヤホン選びでは嬉しいポイントですね。

エントリーモデルであるElite 3以外はノイズキャンセリング機能(アクティブノイズキャンセル/パッシブノイズキャンセル)を備えています。

また、ヒアスルー機能搭載・通話用のマイクが本体に内蔵しているなど、音楽を聴く+αの機能が搭載されているため性能は申し分ありません。

ヒアスルー機能とは

ヒアスルー機能は「外部音取り込み」機能と呼ばれ、ノイズキャンセルの逆の機能となります。イヤホンで音楽などを聴きながら、周囲の音を「聞こえるようにする」機能です。
外出時に車の音など周囲の音を完全に遮断しないように、安全性を優先した機能になります。
ノイズキャンセリングモードやヒアスルーモードは物理ボタンを押すだけで切り替えることが可能です。

通話に特化しているモデルもあり、普段利用だけでなくテレワークなどビジネス(通話やWeb会議)用で使っている方も多く見かけます。

Jabra Elite シリーズ 比較

Jabra Elite 比較表

スクロールできます
Jabra Elite 85tJabra Elite 7 ProJabra Elite 7ActiveJabra Elite 5Jabra Elite 4 ActiveJabra Elite 3
外観
発売日2020年11月12日2021年10月14日2021年11月11日2022年5月26日2022年1月13日2021年9月16日
特徴フラッグシップモデル
Jabra Elite No.1の音質と
ノイキャン性能
通話性能に特化
(高性能マイク、VPUセンサー)
マルチセンサーボイステクノロジー
コンパクト
(最小設計)
装着製に優れ汗にも強い
ミドルモデル
Hybrid ANC
(AAC,aptX
,SBC)
運動時に最適
コンパクトでフィット感が快適
汗に強い
最軽量
低音特化
コスパ重視
カラー展開チタニウムブラック
ブラック
カッパーブラック
グレー
ゴールドベージュ
チタニウムブラック
ブラック
ゴールドベージュ
ネイビー
ブラック
ミント
ゴールドベージュ
チタンブラック
ネイビー
ブラック
ミント
ゴールドベージュ
グレー
ライラック
ネイビー
メーカー価格29,480¥ 27,280¥ 23,980¥ 18,480¥ 14,850¥ 9,900
防塵防水性能IPX4
水滴から保護
IP57
粉塵・水没から保護
IP57
粉塵・水没から保護
IP55
粉塵・水滴から保護
IP57
粉塵・水没から保護
IP55
粉塵・水滴から保護
バッテリー持続時間最長5.5時間最長8時間
充電ケース併用で最長30時間
最長8時間
充電ケース併用で最長30時間
最長7時間
充電ケース併用で最長28時間
最長7時間
充電ケース併用で最長28時間
最長7時間
充電ケース併用で最長28時間
ノイズキャンセリング
Jabra アドバンスト

アクティブ

アクティブ

ハイブリッド

アクティブ
×
パッシブのみ
ヒアスルー
スピーカーサイズ12mm6mm6mm6mm6mm6mm
スピーカー帯域幅20Hz ~ 20000Hz20Hz ~ 20000Hz20Hz ~ 20000Hz20Hz ~ 20000Hz20Hz ~ 20000Hz20Hz ~ 20000Hz
重量6.9g5.4g5.5g5.0g5.0g4.4g

Jabraから発売されているJabra Eliteシリーズのイヤホンは複数あります。

それぞれのイヤホンで音質や使い勝手を含めた口コミ・評判はとても高いのですが、特徴や機能は少しずつ異なっています。

本記事では2023年2月時点で発売されている6機種のJabra イヤホンを紹介していきますが、それぞれのモデルの簡単な特徴としては以下のようになります。

  • Jabra Elite 85t
    • フラッグシップモデル。全ての機能を網羅。音質・ノイキャン性能No1。
    • 音質に妥協したくない、音楽メインの用途におすすめ。


  • Jabra Elite 7 Pro
    • コンパクト・高音質モデル。通話性能に特化している。
    • 音質に妥協したくない、通話を頻繁にする場合におすすめ。


  • Jabra Elite 7 Active
    • コンパクトで装着感に優れている。運動時に最適。
    • 耳へのフィット感、運動時に音楽を聴く場合におすすめ。


  • Jabra Elite 5
    • 6マイク搭載(Elite 85同等)、AAC、aptX、SBCのコーデックに対応
    • 音楽・通話性能を重視しながらも価格を優先したい場合におすすめ。


  • Jabra Elite 4 Active
    • 運動時に最適。コストパフォーマンスが高い。
    • 運動時に使いたい、コストパフォーマンスを優先したい場合におすすめ。


  • Jabra Elite 3
    • エントリーモデル。音楽よりも通話重視でイヤホンを使用したい方向け。
    • Jabraイヤホンを一度使ってみたい場合におすすめ。

それぞれのモデルについて、向いている場面・特徴・音質など詳細を紹介していきます。

Jabra Elite 85t

Jabra Elite 85tはJabra Eliteシリーズのフラッグシップモデルになります

発売は2020年になり、後継として2021年にElite 7 ProとElite 7 Activeが発売されていますが、機能や音質性能はElite85tが上位となります。

イヤホンとしては少し高価な部類になりますが、後悔したくないイヤホン選びをしたい場合は最もおすすめのモデルとなります。

Jabra Elite 85t 特徴

低音から高音までバランス良く音が出力されます。また、Jabra専用アプリのSound+でイコライザー調整行い、自分好みの音に調整することもできます。

重量としては他のモデルと比較して1g〜2g程重くなりますが、1円玉1枚程度のため全く気になることはありません。

Jabra Elite 85t 音質

引用:Jabra公式

Eliteシリーズの中でも最高音質になり、アクティブノイズキャンセリング専用プロセッサ内蔵・12mmスピーカーから響くパワフルなサウンドが特徴です。

スピーカーサイズはシリーズの中で一番大きく、最も幅広い領域の音をパワフルに出力することができます。また、IPX4準拠の防水性能を備えていることから、日常使いもしやすいです。

高品質のイヤホンを求めている方(音質を重要視したい方)、イヤホン選びに妥協したくない方におすすめできるモデルです。

Jabra Elite 85tの製品レビューはこちら

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Jabra Elite 7 Pro

2021年11月に発売されたモデルであり、全体的に高スペックでありながら通話性能に優れています

音を楽しみながらも、イヤホンで通話を多く行う方におすすめのモデルとなります。フラッグシップモデルであるElite 85よりも後に発売されているため、形状やBluetoothバージョンはこちらの方が最新の技術が使われています。

Jabra Elite 7 Pro 特徴

Jabraマルチセンサーボイスという最先端の技術を採用し、通話品質を向上させています。

風切り音の除去も可能としているため、外出時の通話で相手に不快な思いをさせることもありません。

Jabra マルチセンサーボイスには4つの高機能マイク、両方のイヤホンに1つずつ備わった高性能音声認識 (VPU) センサーが備わり、日常の通話品質を根本的に改善します。

Jabra公式

強風時には、VPU センサーの骨伝導テクノロジーが自動的に起動し、顎の振動から伝達される音声を捉え、Jabra独自の高度なアルゴリズムで風切り音や障害となるノイズを検出し除去するため、文字通りどこにいても最高にクリアな通話体験が実現します。

Jabra公式

Jabra Elite 7 Pro 音質

引用:Jabra公式

イコライザーで未調整の場合、音で耳が疲れることの無いようバランスの取れたフラットな音域が特徴です。

通話に特化した技術を取り入れることで、ノイズに強くクリアなマイク性能を実現しています。また、IP57の高い防水性能を備えているため、雨に濡れる程度では壊れることもありません。

高音質・高スペックで通話品質を重要視したい方におすすめです。

Jabra Elite 7 Active

2021年11月に発売されたモデルであり、フィット感が優れていることから運動時の使用が最適で、Jabraシリーズの中で最もコンパクトなアクティブイヤホンになります。

Elite 7 Proは「通話を重視する」に対して、Elite 7 Activeは「ワークアウトを重視」になります。

Jabra Elite 7 Active 特徴

コンパクトなサイズでありながら、音質・装着感に優れた機器になります。

Jabraは、ワークアウト中にも安定したフィット感を実現するスポーツ用イヤホンのために Jabra シェークグリップテクノロジーを開発しました。どんな激しいワークアウトでも、しっかりとフィットし続けます。

Jabra公式

Jabra Elite 7 Active 音質

引用:Jabra公式

フラットな音質が特徴ですが、Sound+でイコライザー調整することができるため、好みの音に仕上げることができます。

運動時にイヤホンを使用したい、コンパクトかつ耳にフィットするイヤホンを探している方におすすめです。

Jabra Elite 5

2022年5月に発売されたモデルです。ミドルモデルのため、音質・通話性能を高めながらも価格は抑えめになっています。

音楽鑑賞がメインの場合におすすめのモデルです。

Jabra Elite 5 特徴

他のEliteシリーズにはない、唯一オーディオコーデックが3対応しています。

オーディオコーデック

SBC、AAC、および QualComm aptX コーデック。かなりマニアックですが、すばらしい音質を約束します。

引用元:Jabra公式

Jabra Elite 5 Active 音質

全体的にフラットで軽やかな音質になります。中音域よりのためメリハリはあまりあまりませんが、こもる感じもなく長時間の利用でも疲れにくいと感じました。

また、ハイブリッドANCにも対応しています。内側・外側にあるマイクを、外側からのノイズと内側からのノイズを除去することで、通常のANCよりも幅広い周波数を軽減しています。

音質を重視しながらも通話もしたい、でも価格は抑えたいという方におすすめです。

Jabra Elite 4 Active

2022年に発売されたモデルです。

価格も他のEliteシリーズと比べて安価でありながら、スポーツ向けに設計されたコストパフォーマンスの高いモデルになっています。

Jabra Elite 4 Active 特徴

スポーツ時の利用を考えられて設計されています。

ウィングのない人間工学に基づいたデザインにより、Elite 4 Active は快適で邪魔にならず、アクティブなライフスタイルに最適です。ワークアウトでもリラックスタイムでも。外出先でも自然にフィットするデザインで、スポーツイヤホンのメリットすべてを楽しめます。

Jabra公式

Jabra Elite 4 Active 音質

少し低音が強めではありますが、耳は疲れにくいようにチューニングされています。

運動しながら音楽を楽しみたい、コストパフォーマンスの高いイヤホンを探している方におすすめです。

Jabra Elite 3

Eliteシリーズではエントリーモデルになり、価格は1万円以下となります。

残念ながらアクティブノイズキャンセリングは搭載していませんが、遮音設計によるパッシブノイズキャンセリングにより外部を遮断するようにデザインされています。

Jabra Elite 3 特徴

片耳モードを使用することで、右イヤホンを使用しながら左イヤホンを充電するといった使い方ができます。

音楽を聞くよりも、通話性能に比重を置いたモデルになります。

Jabra Elite 3 音質

一般的な他のイヤホンよりは良い音質ではありますが、Eliteシリーズの中では可もなく不可もなくといったところです。

通話メインでイヤホンを使用したい、Jabraイヤホンを一度使用してみたいという方におすすめです。

Jabra Elite シリーズ 比較まとめ

Jabra Elite 比較表

スクロールできます
Jabra Elite 85tJabra Elite 7 ProJabra Elite 7ActiveJabra Elite 5Jabra Elite 4 ActiveJabra Elite 3
外観
発売日2020年11月12日2021年10月14日2021年11月11日2022年5月26日2022年1月13日2021年9月16日
特徴フラッグシップモデル
Jabra Elite No.1の音質と
ノイキャン性能
通話性能に特化
(高性能マイク、VPUセンサー)
マルチセンサーボイステクノロジー
コンパクト
(最小設計)
装着製に優れ汗にも強い
ミドルモデル
Hybrid ANC
(AAC,aptX
,SBC)
運動時に最適
コンパクトでフィット感が快適
汗に強い
最軽量
低音特化
コスパ重視
カラー展開チタニウムブラック
ブラック
カッパーブラック
グレー
ゴールドベージュ
チタニウムブラック
ブラック
ゴールドベージュ
ネイビー
ブラック
ミント
ゴールドベージュ
チタンブラック
ネイビー
ブラック
ミント
ゴールドベージュ
グレー
ライラック
ネイビー
メーカー価格29,480¥ 27,280¥ 23,980¥ 18,480¥ 14,850¥ 9,900
防塵防水性能IPX4
水滴から保護
IP57
粉塵・水没から保護
IP57
粉塵・水没から保護
IP55
粉塵・水滴から保護
IP57
粉塵・水没から保護
IP55
粉塵・水滴から保護
バッテリー持続時間最長5.5時間最長8時間
充電ケース併用で最長30時間
最長8時間
充電ケース併用で最長30時間
最長7時間
充電ケース併用で最長28時間
最長7時間
充電ケース併用で最長28時間
最長7時間
充電ケース併用で最長28時間
ノイズキャンセリング
Jabra アドバンスト

アクティブ

アクティブ

ハイブリッド

アクティブ
×
パッシブのみ
ヒアスルー
スピーカーサイズ12mm6mm6mm6mm6mm6mm
スピーカー帯域幅20Hz ~ 20000Hz20Hz ~ 20000Hz20Hz ~ 20000Hz20Hz ~ 20000Hz20Hz ~ 20000Hz20Hz ~ 20000Hz
重量6.9g5.4g5.5g5.0g5.0g4.4g

Jabra Elite シリーズのそれぞれの特徴をまとめました。

型番による簡単な特徴は以下の通りで、どのモデルも価格に見合う音質・機能を備えていますが、自分の用途に合うモデルを選ぶと失敗することもなくなります。

Jabaraイヤホンは性能が高いことで有名ですが、種類も多くどのモデルを選んだら良いのか迷いがちです。最後に、再度それぞれのイヤホンの特徴をまとめていますので、是非Jabraイヤホン選びの参考にしてください。

  • Jabra Elite 85t
    • フラッグシップモデル。全ての機能を網羅。音質・ノイキャン性能No1。
    • 音質に妥協したくない、音楽メインの用途におすすめ。


  • Jabra Elite 7 Pro
    • コンパクト・高音質モデル。通話性能に特化している。
    • 音質に妥協したくない、通話を頻繁にする場合におすすめ。


  • Jabra Elite 7 Active
    • コンパクトで装着感に優れている。運動時に最適。
    • 耳へのフィット感、運動時に音楽を聴く場合におすすめ。


  • Jabra Elite 5
    • 6マイク搭載(Elite 85同等)、AAC、aptX、SBCのコーデックに対応
    • 音楽・通話性能を重視しながらも価格を優先したい場合におすすめ。


  • Jabra Elite 4 Active
    • 運動時に最適。コストパフォーマンスが高い。
    • 運動時に使いたい、コストパフォーマンスを優先したい場合におすすめ。


  • Jabra Elite 3
    • エントリーモデル。音楽よりも通話重視でイヤホンを使用したい方向け。
    • Jabraイヤホンを一度使ってみたい場合におすすめ。



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