この記事では、Jabraから2023年10月12日に発売された完全ワイヤレスイヤホン「Jabra Elite 8 Active」について紹介していきます。
Jabra Elite 8 Activeは「音質の高さ」、イヤホンとしての「耐久性」を高めた高級イヤホンになります。フラッグシップモデルであるJabra Elite 10との比較も行っているため、ぜひイヤホン選びの参考にしてください。
- 空間オーディオ搭載
- Dolbyによる臨場感溢れるサウンド
- 完全防塵・完全防水・耐汗性能と耐久性に優れている(IP68準拠)
- アダプティブ ハイブリットANC(アクティブノイズキャンセリング)搭載
- 風が強い場合でも、ノイズ除去レベルを自動調整
- ロングバッテリー
- イヤホン単体で8時間、ケース充電でさらに24時間使用可能
- Bluetoothマルチポイント
- 2台のデバイスに同時接続
Jabra Elite 8 Activeの基本性能
基本性能を表にまとめています。同時に発売されたElite 10との比較になります。
Jabra Elite Active 8は「音質」以外にも「タフさ」をコンセプトにしていて、これまでのイヤホンよりも外出先での利用に特化しています。
空間オーディオやマイク音質はJabra Elite 10に軍配があがりますが、IP等級・バッテリー性能はJabra Elite 8 Activeに軍配があがります。
Elite Active 8 | Elite 10 | |
---|---|---|
カラー展開 | 黒、キャラメル、 グレー、紺 | ココア、クリーム マットブラック、チタンブラック |
サイズ 幅 x 高さ x 奥行き | 本体 約 20 mm x 20 mm x 29 mm 充電ケース 約 25 mm x 47 mm x 66 mm | 本体 約 20 mm x 19 mm x 29 mm 充電ケース 約 25 mm x 47 mm x 66 mm |
重さ | イヤホン重量 (1 個当たり) 約 5 g 重量 (充電ケース) 約 46.4 g | イヤホン重量 (1 個当たり) 約 5.7 g 重量 (充電ケース) 約 45.9 g |
IP等級 | イヤホン:IP68 充電ケース:IP54 | イヤホン:IP57 充電ケース:IP54 |
バッテリー | 最長 56 時間(ANCオフ) 最長 32 時間(ANCオン) ※音楽再生時間 (イヤホンと充電ケース) | 最長 36 時間(ANCオフ) 最長 27 時間(ANCオン) ※音楽再生時間 (イヤホンと充電ケース) |
急速充電 | 約 5 分の充電で最大 1 時間再生 | 約 5 分の充電で最長約 1 時間再生 |
自動電源オン/オフ | イヤホンを充電ケースから取り出すと「ON」 未接続の状態が 15 分続いた場合、 または休止状態が 30 分続いた場合に「OFF」 | イヤホンを充電ケースから取り出すと「ON」 未接続の状態が 15 分続いた場合、 または休止状態が 30 分続いた場合に「OFF」 |
ノイキャン | アクティブノイズキャンセリング (ANC) アダプティブハイブリッド ANC | アクティブノイズキャンセリング (ANC) Jabra アドバンスト ANC™ |
空間オーディオ | Dolby Audio | Dolby ヘッドトラッキング Dolby Atmos体験 |
片耳モード | 対応 | 対応 |
スピーカーサイズ | 6mm | 10 mm |
マイク | マイク数6 | マイク数6 外部マイクは常に作動し、周囲の音に合わせ 内部マイクが自動的に作動 |
Bluetooth | バージョン5.3 | バージョン5.3 |
ソフトウェア | Jabra Sound + | Jabra Sound + |
保証 | 防塵・防水の 2 年保証 (Jabra Sound+ アプリでの登録が必要) | 防塵・防水の 2 年保証 (Jabra Sound+ アプリでの登録が必要) |
公式価格 | 32,780円 | 39,600円 |
購入する | 購入する |
Jabra Elite 8 Activeの付属品
付属品一覧です。イヤホンを利用する上で最低限の内容になっています。
USB-C to USB-A充電ケーブルが付属していますが、ケースの充電はUSB-C(またはワイヤレスパッド)となります。
- 充電ケース
- 保証書および説明書1式
- イヤージェル3サイズ(S、M、L 各1セット)
- USB-C to USB-A充電ケーブル 1本
Jabra Elite 8 Activeの特徴
Jabra Elite 8 Activeの特徴を表にまとめています。それぞれの詳細は以降で詳細に紹介していきます。
- 空間オーディオ搭載
- Dolbyによる臨場感溢れるサウンド
- 完全防塵・完全防水・耐汗性能と耐久性に優れている(IP68準拠)
- アダプティブ ハイブリットANC(アクティブノイズキャンセリング)搭載
- 風が強い場合でも、ノイズ除去レベルを自動調整
- ロングバッテリー
- イヤホン単体で8時間、ケース充電でさらに24時間使用可能
- Bluetoothマルチポイント
- 2台のデバイスに同時接続
空間オーディオ搭載
空間オーディオは立体音響とも呼ばれ、3次元的に音が聞こえるようになる技術です。
イヤホンをつけていても「イヤホン(耳の周り)」から音が聞こえるのではなく、イヤホンではない「周囲」から音が聞こえるように感じることができます。
採用されているDolby Audioは、360度の臨場感あふれるサウンドを体験することができるため、空間オーディオをより楽しむことができるようになります。
完全防塵・完全防水・耐汗性能と耐久性に優れている(IP68準拠)
完全ワイヤレスイヤホンでは珍しく、驚異のIP68準拠となります。
IP(International Protection/国際規格)規格で防塵・防水ともに最大の数値であり、粉塵や水没にも耐えることができます。
防振性能の等級による違い
耐水性能の等級による違い
スポーツやアクティビティ時に最適なイヤホンです。
アダプティブ ハイブリットANC(アクティブノイズキャンセリング)搭載
従来のJabraシリーズに搭載されている標準のANCと比較して1.6倍強力なANCを搭載しています。
電車の中や強風の中でもノイズを軽減してくれるため、より音楽に没入することができます。
ロングバッテリー
音楽再生時間はイヤホン単体で8時間、ケース充電でさらに24時間使用可能です。フル充電で最大32時間音楽を楽しむことができます。
上記の時間はANC(アクティブノイズキャンセリング)をオンにしている時の時間ですが、ANCをオフにしたときの楽再生時間はイヤホン単体で14時間、ケース充電でさらに42時間使用可能になります。
ANCオフの時の音楽再生時間は驚異の56時間となり、毎日イヤホンを使う場合でも充電をする手間が大幅に省くことができます。
Jabra Elite 8 Active 使用した感想
特徴やスペックで紹介してきたように、Jabra Elite Active 8は「音」の品質が高く、「耐久性」は他のメーカーとあわせてもイヤホンではトップクラスとなります。
実際に使用しながらランニングやジムに通いましたが、壊れる心配は一切ないため安心して装着することができます。
Jabraがコンセプトとしている「タフさ」は確かに感じることができ、スポーツ時に音楽を聞きたい場合の相棒となりそうです。また汗にも強いため、夏など出勤するだけで汗をかいてしまうといった方にもおすすめできます。
タフさはよりも音質や更なる没入感を優先したい場合はElite 10が向いています。
通勤・スポーツ・アクティビティ時にお供に
- バランスの良い音で長時間でも疲れない
- IP68と耐久性が高く、雨や汗でイヤホンが壊れる心配が無くなる
- 音質だけを求めているなら他のイヤホンがおすすめ
- イヤホン自体に高級感はあまり無い
Jabra Elite 8 Active の良い点・悪い点
簡単に良い点・悪い点を紹介していきます。完全ワイヤレスイヤホンとしては珍しいIP68準拠が最大の特徴です。
素材は光沢のない素材であるため、埃などの汚れが目立ちやすくなっています。
- 空間オーディオ・Dolby Audioで躍動感ある音を楽しめる
- 壊れる心配が少ないためどのようなシチュエーションでもがんがん使える
- バッテリー持ちが長い
- カラーが4色展開で色味もカラフル
- 皮脂汚れがつきやすい
- 高級イヤホンの部類であるため価格は高い
Jabra Elite 8 Active レビューまとめ
Jabra Elite 8 Activeについて紹介してきました。再度特徴を以下の表に記載していますが、「外出時・運動時に利用したい」「ロングバッテリーで充電する手間を極力省きたい」「空間オーディオを楽しみたい」場合に非常におすすめできるイヤホンです。
耐久性と音質を満たすイヤホンを求めている方におすすめ
- 空間オーディオ搭載
- Dolbyによる臨場感溢れるサウンド
- 完全防塵・完全防水・耐汗性能と耐久性に優れている(IP68準拠)
- アダプティブ ハイブリットANC(アクティブノイズキャンセリング)搭載
- 風が強い場合でも、ノイズ除去レベルを自動調整
- ロングバッテリー
- イヤホン単体で8時間、ケース充電でさらに24時間使用可能
- Bluetoothマルチポイント
- 2台のデバイスに同時接続
高音質・高機能であることからイヤホンとしての価格は高いものの、Jabraの音質をハードな環境で楽しみたいという人にはおすすめできるため、ぜひ検討してみてください。