Jabra Speak 510 vs 710【Jabra Speak 比較と選び方】

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Jabra Speakは、Jabraから発売されているスピーカーフォンシリーズです。

スピーカーフォンは集音マイクとスピーカーが一体型となっている機器で、普段利用・仕事利用と幅広く利用することができます。

企業で導入されているイメージが強いですが、昨今ではリモートワークやテレワーク、在宅ワークが広く普及している影響もあり、個人需要が上昇しています。

さまざまなメーカーから多くの種類が発売されているスピーカーフォンですが、その中でもJabra製品は購入者の評価が総じて高いメーカーとなります。企業での導入が多いことも特徴で、信頼性の高い製品となります。


Jabraから販売されているスピーカーフォンにはJabra Speak 410、510、710、750、810の5種類が存在します。(数字が上がるほど値段・機能・音質が向上)

Jabraは1869年創業のデンマークに本社がある企業ですが、世界30か国以上にオフィスを持ち、100か国以上で製品を販売している「補聴器および音響機器の製造販売」を行っているメーカーです。


この記事では、Jabraから発売されているモデルの中でも人気があるJabra Speak 710と下位モデルであるJabra Speak 510について、スペックを中心に比較内容をまとめています。


記事の内容
  • Jabra Speak 510と710の基本スペック、オーディオ性能の比較
  • Jabra Speak 710にしかない特徴


目次

基本スペックを比較

外観は大きく異なり、価格差も20,000円と大きいです。

機能を除いた大きな違いは「重さ」「Bluetooth規格」「付属品」となります。

重さはJabra Speak 710が100g程重い値となりますが、机の上に置いて使用することが多いスピーカーフォンでは特に気にする必要はないでしょう。

ただ、自宅から会社へ「持ち運んで利用する」ことを想定している場合は、Speak 510の軽さは大きなメリットになります。


Bluetooth規格はJabra Speak 710のほうが新しい規格ではありますが、USB接続をメインとして使用する場合は気にする必要はないです。


付属品については、Jabra Speak 710にはBluetoothアダプターが付属しています。

このアダプターは使用している端末(パソコン)がBluetoothレシーバーを内蔵していない場合に必須となります。(Jabra正規品のアダプターは別売りもしています。)


▼ Jaba Speak 510とJabra Speak 710の基本スペック比較表

Jabra Speak 510Jabra Speak 710
外観
メーカー価格(税抜き)20,00040,000
重さ(g)195298
バッテリー持続(時間)1515
マイクタイプ無指向性無指向性
ワイヤレス動作範囲(m)3030
充電時間2時間3時間
会議人数(最大)46
Bluetooth3.04.2
接続性USB-A、
Bluetooth
USB-A、
Bluetooth
音声ガイダンス有り有り
通話と音楽のコントロール×
認定Alcatel-Lucent,Avaya,Cisco,
Microsoft,Unify
UCモデル:Alcatel-Lucent,Avaya,
Cisco,Microsoft,Unify
MSモデル:MS Teams,Skype
付属品保護バッグBluetooth アダプター,
保護バッグ
Jabra Speak 510,710比較表


諸元表の大きな違いは重さ

基本的には似たスペックとなっていいますが、重さについてはJabra Speak 710は510の1.5倍になります。

機能についての詳細は後述しますが、以下の理由から重さが異なります。

  • 710にはHiFi grade speaker機能を搭載(消費電力多い)
  • バッテリー駆動時間を伸ばすために710は510よりも大きいバッテリーを使用


Jabra Speak 710はJabra Speak 510よりも多くのスピーカーを内蔵しているため、比較するとバッテリー消費が大きくなります。

Jabra Speak 710はバッテリー容量をJabra Speak 510よりも大きくすることで、機能を強化しながらバッテリー駆動時間を維持しています。


Jabraの認定について解説

認定欄を確認するとJabra Speak 710には「MS Teams」「Skype」など記載がありますが、認定されていない場合でも問題なく使用できます。

認定アプリケーションを使用する場合に最適化しているため、MS Teamsをメインの会議ツールとして利用する場合はMSモデルを選ぶようにしましょう。

個人所有でJabra Speak 710 UCモデルを使用していますが、以下のアプリケーションについては問題なく利用することが確認できています。

  • MS Teams
  • Skype
  • Zoom
  • WebEx Teams
  • Cisco WebEX Meeting
  • Line通話(Android,MacOX)
  • スマートフォンでの通常通話


スピーカーフォンはオーディオ機器であるため、パソコンやスマートフォンと接続して音が出力されない・マイク利用で相手に声が聞こえないなどの症状がでれば初期不良の可能性やパソコン、スマートフォン、相手側の機器を疑いましょう。

認定されていないからと言ってそのアプリは利用できないということはありません。

MSモデルの特徴

・MS 対応機種をデフォルトの通信デバイスとして自動的に選択。

・Microsoft Teams の LED 通知を Jabra デバイス上で見ることができます。

・Jabra デバイスの専用の Microsoft Teams ボタンにより、コンピュータ上の Microsoft Teams とデバイスとの間の操作が可能になります。

・複数の MS デバイスがある場合は、着信通話の応答に使用されていたデバイスに対し優先してオーディオが送信されます。

引用元:Jabra


オーディオ性能を比較

オーディオ(主にBluetoothのプロファイル)の比較結果です。

▼ Jabra Speak 510とJabra Speak 710のオーディオ性能比較表

スクロールできます
Speak 510
Version
Speak 510
SNR
Speak 710
Version
Speak 710
SNR
補足
HFP
(Hands-Free Profile)
1.21.2ハンズフリー通話可
ヘッドセット通信可

HSP
(Headset Profile)
1.61.6HFPの下位互換
A2DP
(Advanced Audio Distribution Profile)
1.21.2
データを受信しながら再生
高音質のステレオ音声を伝送
AVRCP
(Audio/Video Remote Control Profile)
1.5リモコン操作可
信号対雑音比
(signal-to-noise ratio)
+70db+70db信号成分中に含まれる雑音の量
Jabra Speak 510,710オーディオ性能比較


ステータス上はJabra Speak 510もJabra Speak 710もほぼ同様です。

基本スペック、オーディオ性能ともにもカタログ上は同じです。


ではJabra Speak 710がJabra Speak 510の上位機器扱いとなっている点はどの部分になるのでしょうか?

次項から解説していきます。


Jabra Speak 510と710の共通点

出典:Amazon

基本スペックやBluetoothプロファイル以外にも、Jaba Speak 510とJabra Speak 710の共通点はいくつかあるため紹介します。

510と710の共通点
  • 無指向性マイク
  • デジタル信号処理(DSP)技術
  • ワイドバンドオーディオ/HD音声

無指向性マイク
360度から集音します。
※Jabra Speak 710では510と比較してグレードアップしています。
High performing Omnidirectional microphone:高性能全方向性マイク

デジタル信号処理(DSP)テクノロジー
=エコー/ノイズキャンセリング。最大音量レベルでもエコーの発生や音のゆがみを抑えたクリアなサウンドにします。

ワイドバンドオーディオ/HD音声
=音声を高音質に出力します。


機能スペックの共通点を確認すると、Jaba Speak 510でも十分にスピーカーフォンとしての役割を果たすことができることがわかります。


Jabra Speak 710にしかない特徴

出典:Amazon

これまでの比較だと、Jabra Speak 710を選ぶ理由や価格差について納得できる部分は無いことになりますが、Jabra Speak 710には次の大きな特徴があります。

  • HiFi grade speaker 搭載
  • 自立できる

それぞれ解説していきます。


HiFi grade speaker

Jabra Speak 710のデータシートには以下のように記載されています。

Ideal for outstanding voice, music and multimedia experience with more speaker power and output

出典:Jabra Speak 710 Datasheet


日本語訳すると、多くのスピーカーを搭載し、パワーを上げることで音声・音楽などを最適に出力するというものです。

Jabra Speak 710が小型でありながらも、高音質で迫力のある音を出力することができる理由になります。


つまり、Jabra Speak 710はJabra Speak 510と比較してスピーカー自体の性能が高いということになります。


スタンドで自立できる

Jabra Speak 510では自立させることができませんが、710であればスタンドを用いて自立させることができます。

自立できることによるメリットは2つです。

  • スピーカーの穴にほこりが溜まりにくくなる
  • 音を出す方向を簡単に調整することができる


Jabra Speak 710に関してはこちらの記事で詳細レビューを掲載しているため参考にしてください。


Jabra Speak 510 vs Jabra Speak 710 まとめ

この記事ではJabra Speak 510とJabra Speak 710の機能・特徴の比較を行いました。

2つとも高性能なスピーカーフォンですが、オーディオスペックや使い勝手の良さからJabra Speak 710が上位機器の立ち位置になります。


どちらを選んだほうが良いのかは使用する目的や予算によって変わりますが、以下のような基準になります。

Speak 510がおすすめ
Speak 710がおすすめ
  • 主にWeb会議で使用
  • 通話目的
  • テレワーク環境を快適にしたい
  • 持ち運び時の負担を少しでも軽くしたい
  • Web会議に使用
  • 普段使いのスピーカーとしても使用
  • 音質が良い機器を探している
  • テレワーク環境を快適にしたい


  • 高性能のスピーカーフォンが欲しい
  • 基本的にはWeb会議などで通話目的で使用する


  • 高性能、高音質のスピーカーフォンが欲しい
  • Web会議だけでなく、動画や音楽鑑賞でも音を楽しみたい


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