iPadは読書、音楽鑑賞、youtube閲覧、ブログ運営に加え、イラスト制作や動画編集などクリエイティブ活動もできる高性能な万能タブレットです。
また、Apple Pencil(または類似品)と接続することで細かい操作や紙に書くようなアナログ感覚で文字や絵をかくことができます。
本記事では、実際にiPadのみで資格に合格した実体験を踏まえ、「iPadはノート代わりになるのか?」について紹介していきます。
iPadを今よりも有効活用したい、日常のメモ・資格勉強・授業時のノート取り・ビジネスの場でホワイトボード代わりに使用したい、と言った使い方を考えている人は是非参考にしてください。
- (必須)Apple Pencil または類似品
- 精密な描写や書き込みが可能
- 純正Apple Pencilであれば高機能で筆圧やペンの角度を再現
- (必須)ペーパーライクフィルム
- ざらついた表面で紙の書き心地を再現(滑らない)
- Apple Pencilのペン先の消耗が少し早くなるデメリットも有
- 反射防止
- ざらついた表面で紙の書き心地を再現(滑らない)
- (必須)メモアプリ
- 純正メモアプリでもOK
- クラウド上に保存できるアプリだとスマホから確認もできるため利便性が高い
- GoodNotes、Evernoteがおすすめ
- (任意)角度調整可能なスタンド or ケース
- 書きやすい角度に調整することで目の疲れや姿勢を改善
iPadはノート代わりになるのか?
はじめに、「iPadはノートの代わりになる」というのが結論です。
iPadとApple Pencilを持ち運ぶことで、場所を選ばずノートやメモを取ることができるようになります。
またiPadで書いたノート(メモ)をクラウドストレージ上に保存しておくことで、iPhoneなどのスマートフォンやパソコンからでもノートを確認することができるようになるため、隙間時間に内容を見返すことができます。
ノートには文字を書くだけでなく、「マーカーを引ける」「線の色や太さを自在に変えられる」「書いた線は消しゴムで消せる」といったことも簡単に可能です。(消しカスがでない、複数のペンを持ち運ぶ必要がなくなります。)
上記の通りiPadはノート代わりになるのですが、当然メリット・デメリットもあります。(後述)
おすすめのアプリ(GoodNote)
ノートアプリは無料・有料で複数のアプリから選ぶことができますが、おすすめなのは買い切りアプリです。過去はGoodNotes 5が安価でおすすめでしたが、現在インストールはできません。
2024年9月時点では、Apple製品(iOS・iPadOS・macOS)のみ買い切りで購入することができます。AndroidやWindowsパソコンでGoodNotes 6を使用する場合はサブスク型しか選べません。
メモアプリは無料/有料問わず多くの種類があるため、まずは無料アプリやプランから自分に合うアプリ探していきましょう。
- 無料でお試し可能
- ペンのカラー、太さ、スタイルを変更できる
- 消しゴムの大きさを変更できる
- フォルダ・ノートを作成でき、用途別に管理ができる
- 画像・PDFをを読み込むことができる
- インターネット経由でノートを同期できる
- ノートの書き出しができる
Goodnotesはバージョン6が最新ですが、年間9.99ドルの料金が発生する有料アプリです。引き続きGoodnotes5は無料で利用できると公式が発表しているため、少しでも費用を抑えたい場合はGoodnotes5を選ぶようにしましょう。(20231220現在)
現在App StoreからGoodnotes 5のダウンロードはできません。
引き続きGoodNotes 5を使用できますか? いつまでサポートされますか?
https://www.goodnotes.com/jp/pricing
使用可能です。GoodNotes 5は無制限でご使用いただけます。ただし、このバージョンのアップデートは一定期間後に停止いたします。
おすすめのアプリ(Evernote)
Evernoteは、メモの作成、整理、保存、共有を目的とした多機能アプリケーションです。
テキストメモ、画像、ウェブページのクリップ、音声メモなど、様々な形式の情報を保管できるノートとして設計されています。
- クロスプラットフォーム対応
- Windows、Mac、iOS、Androidなど、多くのデバイスとプラットフォームで利用可能
- 異なるデバイス間での情報の同期とアクセスが容易
- 整理機能
- ノートブック、タグ、検索機能を使用して情報を整理
- ノート内の文字を検索可能
- ウェブクリッパー
- ウェブブラウザの拡張機能として機能し、ウェブページの一部または全部をEvernoteに直接保存
- オフラインアクセス
- 有料プランを利用することで、オフラインでのノートアクセスが可能
- 多様なメディアサポート
- テキスト以外にも、写真、ドキュメント、PDF、音声メモなど、さまざまな形式のメディアをノートに追加できる
- テンプレート
- さまざまな用途に合わせたノートのテンプレートを提供しており、アイデアの整理、計画立案、プロジェクト管理などに役立つ
Evernoteは、個人的なメモの保存から、仕事や学校のプロジェクト管理、さらには日記や旅行計画の作成に至るまで、幅広い用途で利用することができます。
無料プランと有料プランがあり、有料プランではより多くの機能や容量が提供されます。個人利用であればPERSONALプラン(月額775円で接続台数無制限)がおすすめです。
iPadでノートを取る上でのおすすめアイテム
iPadはそのままだと薄く傷もつきやすいです。また、平の状態だと文字や絵はかきづらい状態になります。そこでおすすめなのがZUGUのiPadケースやBoyataのノートパソコンスタンドです。
カフェや大学など外出先でノートを取りたいと考えている場合、特におすすめなのがApple Pencilも同時に持ち運べるZUGUのiPadケースとなります。
少し重さはありますが、10段階の角度調整・落下衝撃保護と言った機能がある便利ケースです。
iPadをノート代わりするメリット・デメリット
iPadをノート代わりにするメリット・デメリットについて、実体験を元に紹介しています。
iPadをノート代わりするメリット
- 複数のノートを一括で管理できる
- 修正時に消しカスが出ない
- 画像やPDFをノートに配置・書き込みもできる
- ノート内で検索ができる
- ノートが消耗品で無くなる、買う必要がない
iPpad1台で複数のノートを管理でき、12.9インチモデルであればiPad内に参考書とメモアプリを並べて表示しても操作性が落ちることはありません。
ノート、参考書、筆記用具のセットが不要になるため、モノが減り機動力も上がります。
また、書く・マーカーを引く・消すと言った動作をApple Pencilのタッチ機能を使いながらスムーズにこなすことができるため、ペンを交換することなく効率的にノートを仕上げることができます。
iPadをノート代わりするデメリット
- バッテリー管理が必要
- 紙よりも目が疲れやすい
- ページをパラパラめくれない
- 書き心地は紙には劣る
- ペン先は削れるため定期的に交換が必要
iPad・Apple Pencilは電子機器なので、バッテリー管理が必要になります。1日中使うようなハードスケジュールの場合、途中で充電やモバイルバッテリーの持ち運びも必要になります。
また、ディスプレイになるので紙よりも目が疲れやすいと感じることもあります。(画面の輝度を下げることや減光フィルムを活用することで疲れにくくすることは可能)
書き心地は紙にある「書いてる感」はあまりありません。(ディスプレイはガラスになるため、そのままだとペン先が滑ります。)
iPadだけで資格勉強をした感想
iPadだけで資格の勉強を自宅・外出先で行いましたので、レビューをしていきます。
参考書はKindleやPDF版を購入
資格本は分厚くなったり本の大きさが変わってしまいますが、iPadであれば本の厚みやサイズ・重さは気にしなくて良くなります。また電子版で購入しておけばスマートフォンでも確認することができます。
iPadのSplit View機能を活用することで、参考書とノートを横並びに表示できるため、省スペースで勉強することができます。
ノートを複数保存できる
GoodNotesやEvernote、純正メモアプリを使えば、複数ノートを自分の管理しやすいように保存することができます。これにより、資格・参考書単位でノートを分けることができ、振り返りもしやすくなります。
また、iPadで保存したメモはスマートフォンでも確認することができ、隙間時間も効率よく勉強することができます。
PDFや画像の取り込み、メモを上書きできる
タブレットならではですが、画像データを取り込み自分のメモを追記することができます。
写真もメモアプリ上に取り込むことができるため、視覚的に覚えたい人にもぴったりです。
iPadをノート代わりに使用する上でおすすめの機種とモデル
Apple Pencilの利用が前提となり、第2世代の方が使い勝手がいいため自然と機種は絞られてきます。
候補ととしては「iPad Air」または「iPad Pro」になります。価格や重さを優先する場合はiPad Air、作業スペースを確保したい・イラストや動画制作などクリエイティブなこともしたい場合はiPad Proを選ぶと失敗を防ぐことができます。
- iPad mini (第 6 世代)
- iPad Air (第 4 世代以降)
- iPad Pro 12.9 インチ (第 3 世代以降)
- iPad Pro 11 インチ (第 1 世代以降)
iPadはノート代わりになる まとめ
この記事はiPadはノート代わりになるのかについて紹介してきました。結果的にノート代わりに使用することは使い勝手が良く、資格勉強も効率よく進めることができます。
私自身もAWSの資格(AWS Certified Solutions Architect – Associate (SAA-C03) 、AWS Certified Solutions Architect – Professional(SAP-C02))をiPadのみで合格しています。
- (必須)Apple Pencil または類似品
- 精密な描写や書き込みが可能
- 純正Apple Pencilであれば高機能で筆圧やペンの角度を再現
- (必須)ペーパーライクフィルム
- ざらついた表面で紙の書き心地を再現(滑らない)
- Apple Pencilのペン先の消耗が少し早くなるデメリットも有
- 反射防止
- ざらついた表面で紙の書き心地を再現(滑らない)
- (必須)メモアプリ
- 純正メモアプリでもOK
- クラウド上に保存できるアプリだとスマホから確認もできるため利便性が高い
- GoodNotes、Evernoteがおすすめ
- (任意)角度調整可能なスタンド or ケース
- 書きやすい角度に調整することで目の疲れや姿勢を改善
最後メリット・デメリットを再度紹介していきます。紙のノートと比較するとそれぞれに良い点がありますが、なにより持ち運ぶ荷物が減ること、外出先でもサクッとノートの振り返りができることが最大のメリットです。
iPadの幅を広げ、積極的に活用していきましょう!
- 複数のノートを一括で管理できる
- 修正時に消しカスが出ない
- 画像やPDFをノートに配置・書き込みもできる
- ノート内で検索ができる
- ノートが消耗品で無くなる、買う必要がない
- バッテリー管理が必要
- 紙よりも目が疲れやすい
- ページをパラパラめくれない
- アプリの通知でサボりやすくなる
- ペン先が削れるため定期的に交換が必要