テレワーク(リモートワーク/在宅勤務)はオフィス以外の自宅やカフェで仕事をすることになりますが、同僚や上司がいない環境が日常になります。
人は周りから見られていると「やるべきこと」に素直に取り組むことができ、仕事自体のモチベーションもあがります。しかし、周りに誰もいない環境だとサボってもバレないという気持ちから手を抜く生き物です。
この記事では、実際のテレワークでの体験をもとにテレワークはサボれるのか?について記載していきますが、結論としては以下となります。
- テレワークはサボれる
- ただし限度はある。サボっても業務量は変わらない
- パソコンの起動や操作ログは記録されている
テレワークはサボれる
テレワークでは仕事の進め方というのは基本的に社員に一任されています。上長も社員一人一人を目で確認できるわけではないので、自然と社員に任せる雰囲気になります。
社員側は仕事に取り組んでいてもいなくてもわからない環境になり、パソコンを操作していてもスマホを触っていても漫画を読んでいても「今なにをしているのか?」が周りから見えにくくなります。
そうなると、普段の仕事が周りから見られなくなる反面、重要になってくるのが仕事を進める上での「アウトプット(成果)」です。
- 資料作成物
- 提案書、要件定義書、基本設計書など
- 会議資料
- 顧客、社内との調整結果
業務量は変わらない
テレワークはサボれますが、先ほどのようなアウトプット(成果)は求められます。それらに期限があり、業務量が多い場合はサボる余裕はなく残業も行わなければいけません。
テレワークは自宅で働くため出社時間は必要なくなりますが、それは終電の時間を気にしなくて良くなるということです。
サボっでもいずれは行わなければいけないのが仕事なので、サボるにしても限度があります。
オフィスに出社して業務時間内フルで働くことは無い
オフィスに出社している時でも出勤から退勤までずっと集中して仕事を行うことはこれまでなかったはずです。
同僚と雑談をする時間、会社によって決められた休憩時間、途中でコンビニに買い物へ行く、プライベートイベントの考え事など、オフィスにいても仕事が進んでいない時間というのはたくさんあります。
テレワークだとだと変に気を使い、サボると罪悪感がでてくることもありますが、休まなければ最高のパフォーマンスは発揮できません。
仕事の様子は記録されているものと見るべき
勤務時間を管理する、パソコンを操作しているかを確認することを目的として、業務中はビデオ会議ツールの起動を求められている職場もあるかと思います。また、数分ごとに画面キャプチャが取られている可能性もあります。
操作ログやログイン/ログオフ状況を取得されていてサボりにくい環境で仕事をしている方もいます。
長時間サボるのは難しくなりますが、それでも適度に休憩をいれるようにして過度なストレスが溜まらないようにする必要があります。サボるにしても休憩を取るにしても、報告をきちんと行なっていれば案外目をつけられにくくなります。
サボる・業務報告はセットで考える
自分が今なんの業務をしていて、どれくらいの進捗で、なにが原因で仕事が止まっているか、いつ頃には完了できるのかをチームや上長に報告することでサボりやすくなります。
また、サボっていないのに仕事が進んでいなくて報告ができない、という場合は仕事について相談できるきっかけにもなります。
テレワークでアウトプット(成果)がだせない状況でも自分が悪者にならないような立ち回りや普段の行動(報告・連絡・相談)をしっかり意識していきましょう。