【Jabra Speak シリーズ比較】Jabra スピーカーフォンの比較と選び方

Jabra Speakは、Jabraから発売されているスピーカーフォンシリーズです。

スピーカーフォンは集音マイクとスピーカーが一体型となっている機器で、普段利用・仕事利用と幅広く利用することができます。

企業で導入されているイメージが強いですが、昨今ではリモートワークやテレワーク、在宅ワークが広く普及している影響もあり、個人で利用する人も増えています。

スピーカーフォンはさまざまなメーカーから多くの種類が発売されていますが、その中でもJabra製品は購入者の評価が総じて高いメーカーとなります。企業での導入が多いことも特徴で、信頼性の高い製品となります。

ラインナップ

Jabraから販売されているスピーカーフォンにはJabra Speak 410、510、710、750、810と5種類のラインナップがあり、数字が上がるほど値段・機能・音質が向上します。

Jabraは1869年創業のデンマークに本社がある企業のオディオ部門のブランドになります。世界30か国以上にオフィスを持ち、100か国以上で製品を販売している「補聴器および音響機器の製造販売」を行っているメーカーです。


この記事では、Jabraから発売されている全てのモデルを比較し、選び方を紹介していきます。

記事の内容
  • Jabra スピーカーフォンのモデルごとの特徴
  • Jabra スピーカーフォンの選び方
目次

スピーカーフォンの特徴

スピーカーフォンはスピーカーと集音マイクが一体になったデバイスになり、Web会議やテレビ会議時に活躍します。また、音質の良いモデルもあり、プライベートでパソコンのスピーカーとして利用することもできます。

スピーカーフォンの特徴一覧
  • スピーカーと集音マイクが一体になったデバイス
  • 複数人でも個人でも快適な通話が可能になる
  • ハンズフリーで使用できる
  • 仕事以外でも利用できる

スピーカーと集音マイクが一体になったデバイス

一つの機器にスピーカーと集音マイクを備えているため、省スペースで通話することができます。

スピーカーとマイクを別々で用意する必要がなく、1つのデバイスで音質の良い声(音)を聴く・伝えることができます。パソコンに標準で搭載されているスピーカーやマイクとは大きく性能が異なり、ノイズ除去やエコーを防止するデバイスもあります。

また、バッテリー式であればBluetoothでパソコンと接続して利用することもでき、場所を選ばずに設置できます。

複数人でも個人でも快適な通話が可能になる

複数人が1つの会議室でテレビ会議やWeb会議を行う時、通話するデバイス(例えば誰かのパソコンを利用するなど)の位置や性能によって音が聞こえずらくなるなど会議に支障がでます。

スピーカーフォンであれば「集音性」に特化しているため、机の真ん中に設置するだけで複数人の声をクリアに拾い上げることができます。

 テレビ会議やWeb会議を行う企業では会議室に必ずと言っていいほど設置されています。

ハンズフリーで使用できる

コンパクトな形状で場所を取らない・イヤホンをつける手間が不要(耳を塞ぐ必要がない)、音の品質を向上させるさまざまな機能など、Wab会議の「通話」を最適化します。

スピーカーフォンに操作ボタンがあるタイプであれば音量調整やミュートも指一本で即時に可能です。

Jabra Speakシリーズは全てタッチ操作に対応しています。

仕事以外でも利用できる

スピーカーフォンにはメリットが多いため、会議室など複数人での使用だけではなく、リモートワークやテレワークをする個人(家庭)にも利用者が多いことが特徴としてあります。

音質が良いスピーカーを搭載しているモデルであれば、プライベートでの動画鑑賞も快適・高音質で楽しむことができます。

また、2台を接続することでステレオ再生することもできます。

ステレオ再生はJabra Speak 710、Jabra Speak 750に対応しています。

PC、スマートフォンのマイク性能・音質は不快なのか?

わざわざ外部機器を用意しなくてもパソコンやスマートフォンにはマイクが標準されているため、別で用意する必要はないのでは?と思われがちです。

もちろんパソコン内蔵の標準マイクやスピーカーでも利用することはできますが、以下の点から快適とは言えません。

  • 声にノイズが入る(マイク性能)
  • こもった音で聞き取りづらい(スピーカー性能)

スピーカーフォンを使用することで相手の声を聞き取りやすくなり、また自分の声も相手に伝わりやすくなりますため、上記の問題を解決することができます。

Jabra Speak シリーズ 比較

Jabraから発売されているスピーカーフォンにはJabra Speak 410、510、710、750、810の5種類あり、その中でもUCモデル・MSモデルに分かれています。

この記事ではそれぞれのスピーカーフォンの特徴を紹介していきますが、リモートワークやテレワーク時に個人での使用を想定した時の基準としては以下のようになります。

  • Jabra Speak 410
    • Web会議で使用。スピーカーをあまり移動させない人向け。

  • Jabra Speak 510
    • Web会議で使用。スピーカーの位置を変えたり持ち運びを考えている人向け。

  • Jabra Speak 710
    • 音質重視。Web会議・普段のスピーカーとしても使用。スピーカーの位置を変えたり持ち運びを考えている人向け。2台をリンクさせることでステレオ再生も可能。

  • Jabra Speak 750
    • 音質・機能重視。Web会議・普段のスピーカーとしても使用。スピーカーの位置を変えたり持ち運びを考えている人向け。2台をリンクさせることでステレオ再生も可能。

  • Jabra Speak 810
    • 音質・機能・多人数利用を想定されて開発されているため個人利用には不向き。

Jabra Speak 410

Jabra Speak 410はJabraスピーカーフォンの中でエントリーモデルの位置付けになります。

1〜4名の小規模な会議で活躍するだけでなく、リモートワーク・テレワークでのWeb会議でも快適な環境を提供します。

シリーズの中で唯一ワイヤレス接続ができないモデルになります。

Jabra Speak 410製品概要

スピーカーフォンに必要な最低限の機能を備えています。Jabraシリーズでは最もスペックが低いモデルですが、それでも他のメーカー品と比較すると性能は高いです。

  • 想定使用人数 : 1~4名の個人/小会議室用スピーカーフォン
  • エコーキャンセラー、デジタル信号処理搭載
  • ワイドバンド/HD音声搭載
  • 軽量でシンプルなデザイン

Jabra Speak 410 特徴

  • 集音範囲1mの無指向性(360°集音)マイク搭載
  • 保管・持ち運びに便利なソフトポーチ付属

Jabra Speak 410 接続性

  • 接続方式:有線(USB-A)のみ対応
  • 接続端末:PC
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Jabra Speak 410の詳細な特徴については以下の記事でレビューしていますので参考してください。

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Jabra Speak 510

Jabra Speak 510はJabraスピーカーフォンの ”無線・バッテリー駆動” に対応しているモデルで、価格と機能のバランスが良い機器になります。

1〜4名の小規模な会議で活躍するだけでなく、リモートワーク・テレワークでのWeb会議でも快適な環境を提供します。

Jabra Speak 510製品概要

スピーカーフォンに必須な機能をある程度備えています。個人利用としてスピーカーフォンを通話のみの利用で考えている場合は最もコストパフォーマンスが高いモデルになります。

  • エコーキャンセラー、デジタル信号処理搭載
  • ワイドバンド/HD音声搭載
  • 軽量でシンプルなデザイン
  • ワイヤレス接続、バッテリーで15時間動作

Jabra Speak 510 特徴

  • 集音範囲1mの無指向性(360°集音)マイク搭載
  • 保管・持ち運びに便利なソフトポーチ付属

Jabra Speak 510 接続性

  • 接続方式:有線(USB-A)、Bluetooth 3.0
  • 接続端末:PC、モバイル


Jabra Speak 510の詳細な特徴については以下の記事でレビューしていますので参考してください。

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Jabra Speak 710

Jabra Speak 710はJabraスピーカーフォンの ”無線・バッテリー駆動” に対応しているモデルで、スピーカー性能を向上させた機器になります。

1〜6名の小規模な会議で活躍するだけでなく、リモートワーク・テレワークでのWeb会議でも快適な環境を提供します。音質が良いためメインスピーカーとしても使用でき、音楽・映画鑑賞でも満足のいく音を聴くことができます。

また、2台のJaba Speak 710をリンク接続(連結)させることで、ステレオ再生も可能になっています。

Jabra Speak 710製品概要

スピーカーフォンに必須な機能を備えています。Speak 710以降のモデルは音質が高いところもおすすめポイントです。

  • 想定使用人数 : 1~6名の個人/小会議室用スピーカーフォン
  • エコーキャンセラー、デジタル信号処理搭載
  • ワイドバンド/HD音声搭載
  • HiFiグレードスピーカー
  • 軽量でシンプルなデザイン
  • ワイヤレス接続、バッテリーで15時間動作

Jabra Speak 710 特徴

  • 集音範囲2mの無指向性(360°集音)マイク搭載
  • 保管・持ち運びに便利なソフトポーチ付属

Jabra Speak 710 接続性

  • 接続方式:有線(USB-A)、Bluetooth 4.2
  • 接続端末:PC、モバイル


Jabra Speak 710の詳細な特徴については以下の記事でレビューしていますので参考してください。

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Jabra Speak 750

Jabra Speak 750はJabraスピーカーフォンの ”無線・バッテリー駆動” に対応しているモデルで、スピーカー性能・オーディオ性能を向上させた機器になります。

1〜6名の小規模な会議で活躍するだけでなく、リモートワーク・テレワークでのWeb会議でも快適な環境を提供します。音質が良いためメインスピーカーとしても使用でき、音楽・映画鑑賞でも満足のいく音を聴くことができます。

また、2台のJaba Speak 750をリンク接続(連結)させることで、ステレオ再生も可能になっています。

Jabra Speak 750製品概要

スピーカーフォンに必須な機能に加え快適な通話を実現するための機能を搭載しています。

特にフルデュプレックスオーディオ、音響エコーキャンセラーはSpeak 750にしか搭載されていません。

  • HiFiグレードスピーカー
  • ノイズリダレクション
  • フルデュプレックスオーディオ
  • 音響エコーキャンセラー
  • 軽量でシンプルなデザイン
  • ワイヤレス接続、バッテリーで11時間動作

Jabra Speak 750 特徴

  • 集音範囲2mの無指向性(360°集音)マイク搭載
  • 保管・持ち運びに便利なソフトポーチ付属

Jabra Speak 750 接続性

  • 接続方式:有線(USB-A)、Bluetooth 4.2
  • 接続端末:PC、モバイル
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Jabra Speak 750の詳細な特徴については以下の記事でレビューしていますので参考してください。

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Jabra Speak 810

Jabra Speak 810はJabraスピーカーフォンの ”無線・バッテリー駆動” に対応しているモデルで、15名でも利用できる据え置き型のスピーカーフォンになります。

イヤホンジャックやZoom Talk(声が聞こえる方向に反応して集音)といった独自機能を備えているフラッグシップモデルです。

性能は申し分ないですが、多人数での利用を想定しているためサイズ感も大きく個人のテレワーク用としては不向きです。

Jabra Speak 810製品概要

唯一Zoom Talkマイクを搭載しています。5m範囲内・最大15人まで、話している人にマイクのフォーカスをあてることで週音声を向上させています。

  • エコーキャンセラー、デジタル信号処理搭載
  • ワイドバンド/HD音声搭載
  • Zoom Talk
  • ワイヤレス接続可能
  • タブレットやスマホの充電も可能

Jabra Speak 810 特徴

  • 集音範囲5mの無指向性(360°集音)マイク搭載
  • フォームバック、シリカバック付属

Jabra Speak 810 接続性

  • 接続方式:有線(USB-A)、Bluetooth 4.2
  • 複数の接続方式(Bluetooth、USB、3.5mmプラグ)
  • 接続端末:PC、モバイル
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Jabra Speak シリーズ比較 まとめ

Jabra Speak シリーズのそれぞれの特徴をまとめました。

機器による簡単な特徴は以下の通りです。予算や使い方に応じたモデルを選び、快適なリモートワーク・テレワーク環境を目指していきましょう!

  • Jabra Speak 410
    • Web会議で使用。スピーカーをあまり移動させない人向け。

  • Jabra Speak 510
    • Web会議で使用。スピーカーの位置を変えたり持ち運びを考えている人向け。

  • Jabra Speak 710
    • 音質重視。Web会議・普段のスピーカーとしても使用。スピーカーの位置を変えたり持ち運びを考えている人向け。2台をリンクさせることでステレオ再生も可能。

  • Jabra Speak 750
    • 音質・機能重視。Web会議・普段のスピーカーとしても使用。スピーカーの位置を変えたり持ち運びを考えている人向け。2台をリンクさせることでステレオ再生も可能。

  • Jabra Speak 810
    • 音質・機能・多人数利用を想定されて開発されているため個人利用には不向き。

UCモデル、MSモデルの違い

最後にUCモデル、MSモデルの違いを解説します。

それぞれ以下の略語になります。

  • MS:Microsoft Skype for Businnes
  • UC:Unified Communication

MSモデルはMicrosoft Skype for BusinnesやMS Teamsに最適化され、Microsoftから「推奨されている機器」になります。
MSモデルはMicrospt Teamsを「メインの会議ツール」として利用する場合におすすめできますが、そうで無い場合はUCモデルを選択するようにしましょう。


どちらのモデルもパソコンやスマートフォンで利用できるアプリであれば使用することは可能です.

目安としてMicrosoft Skype for Businnesを中心に利用する場合は「MS」モデルを、そうでない場合は「UC 」モデルを選ぶのがメーカー基準となります。

MS 対応機種をデフォルトの通信デバイスとして自動的に選択。
Microsoft Teams の LED 通知を Jabra デバイス上で見ることができます。

Jabra デバイスの専用の Microsoft Teams ボタンにより、コンピュータ上の Microsoft Teams とデバイスとの間の操作が可能になります。

複数の MS デバイスがある場合は、着信通話の応答に使用されていたデバイスに対し優先してオーディオが送信されます。

Jabra公式


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