日本で購入するパソコンのキーボード配列は日本語キーボード(JIS配列)がほとんどです。そのため、馴染みがあるのも必然的にJIS配列になります。
JISとは
Japanese Industrial Standardsの略
産業標準化の促進を目的とする産業標準化法(昭和24年法律第185号。以下単に「法」という。)に基づき 制定される任意の国家規格
JISCより引用
JISは日本の標準規格になります。しかし、以下のように英語キーボード(US配列)を「選ぶ」ことや「使わなければいけない場面」はいくつかあります。
- デザインの観点からシンプルなUS配列を購入
- 海外ベンダー(特にIT系)の研修(オンサイト)の演習でUS配列の端末が配布される
この記事では、US配列とJIS配列の記号の入力方法について、できるだけまとめているので参考してください。
目次
US配列とJIS配列の記号入力対応表
基本的には全角 / 半角共通です。
スクロールできます
記号 | US配列 | JIS配列 | 備考 |
---|---|---|---|
@ アットマーク | shift + 2 | @ | |
! エクスクラメーションマーク | shift + 1 | shift + 1 | |
# シャープ | shift + 3 | shift + 3 | |
$ ダラー | shift + 4 | shift + 4 | |
% パーセント | shift + 5 | shift + 5 | |
& アンド | shift + 7 | shift + 6 | |
‘ シングルクォーテーション | ’ returnの左 | shift + 7 | |
( 丸カッコ | shift + 9 | shift + 8 | |
[ 角カッコ | [ 半角入力 | [ 半角入力 | |
< 大なり | shift + < | shift + ね | |
? クエスチョンマーク | shift + ? | shift + - | |
_ アンダーバー | shift + - – はマイナス(+の左) | shift + ろ | |
¥ 円マーク | 「えん」の文字変換で記号を 選択して入力は可能 | ¥ | MacOS・Windowsで利用可能 |
\ バックスラッシュ | ? 半角入力 | 「スラッシュ」の文字変換、 または半角で ろ 入力 | 日本語フォントでは「¥」表記 MacOS・Windowsで利用可能 |
: コロン | shift + : | け | |
= イコール | shift + + | shift + ほ | |
* アスタリスク | shift + 8 | shift + け | |
~ チルダ | shift + ~ ~ は1の左 | shift + へ | |
“ ダブルクォーテーション | shift + ” ” はreturnの左 | shift + 2 | |
| パイプライン | shift + | | はdeleteの下 | shift + ¥ | |
円マーク( ¥ )とバックスラッシュ( \ )について
JIS文字コード表(日本規格)とASCII文字コード表(英語規格)の「¥」と「\」が同じコードとして扱われているため、入力するOSやアプリケーションによって表記が変わってきます。
日本版Windowsではブラウザでは「¥」表記になり、「/」表記にはできませんが、意味としては同じです。VSCodeなどソースコードエディタでは「/」も利用可能です。
ディレクトリでは「/」の入力は可能で階層の移動もできますが、自動で「¥」表記に変換されます。